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よくあるご質問

Q. いろいろのポアオン製剤の中で、何故アイボメックトピカルなのですか?

A. アイボメックトピカルをお奨めする理由は次の 3点です。

  1. 第 1番目の理由は、IVMTが内部・外部両方の寄生虫に効果があるということです。
    私達は、IVMTをEndectocide(Endo-:内部、Ecto-:外部、両方の寄生虫に駆虫効果があるという意味)と呼んでいます。
  2. 第 2番目の理由は、IVMTが高い有効性と安全性の両方を兼ねそろえていると言うことです。
  3. 第 3番目の理由は、充分な効果の持続性をもって、内部・外部寄生虫ともに適切な衛生プログラムを提供できる製剤であるということです。

    内部寄生虫:
    牛肺虫;Lungworm
    オステルターグ胃虫;Brown stomach worm
    クーペリア;Cattle bankrupt worm
    毛様線虫;Stomach hair worm
    牛腸結節虫;Nodular worm
    乳頭糞線虫;Intestinal threadworm

     

    外部寄生虫:
    疥癬ダニ;Mange mite
    シラミ;Lice
    マダニ;Tick
    ノサシバエ;Horn fly

 

Q. アイボメック注とアイボメックトピカルの違いはどんなところにありますか?

A. 有効性に違いはありませんが、剤形の違いによってそれぞれ以下の特長があります。

アイボメック・トピカル(IVMT)は、牛の皮膚から吸収されやすい基材を使用しており、皮膚に投与後速やかに皮下組織の毛細血管より吸収され全身の血液循環に入ると考えられています(皮膚と皮下組織の毛細血管との間の窓口になっているのが皮脂腺ですので、皮膚から吸収されやすい基材=皮脂腺との親和性の高い基材と考えて結構です)。

IVMTの投薬用量は、アイボメック注射剤(IVM注)を 200μg/kgの用量で投与した場合と同等の生物学的利用性が得られる様に設定されています。しかしながら、注射剤(IVM注)と外用剤(IVMT)では、当然血漿中におけるイベルメクチン濃度の推移が異なっています。IVM注ではIVMTと比較して早期に高濃度の最高血中濃度を記録し、半減期も早い傾向を示します。従って、一定レベル以上のイベルメクチン濃度に感作される事により死滅する消化管内線虫に対する駆除効果は、IVM注とIVMTで相違ないと考えられますが、吸血や皮脂の摂取により駆除効果が現れる外部寄生虫に関しては、有効血漿濃度の持続性の大きいIVMTの方が優れていると考えられます。また、投薬後の再感染を予防する効果としても、持続性の大きいIVMTの方が、IVM注と比較して優れています。(開発;木下課長からの説明)

IVM注は皮下投与になっています。しかし、現状は筋注になっていることが多いのも事実です。この点について、次の様に考えられます。

  1. IVM注の開発当初、速やかな血中への移行、早い時間での高い血中濃度の獲得、そしてより短い休薬期間の設定を考えたとき、皮下注がベストと考えたのだと思います。より早く効果をもたらし、より短い休薬期間の設定にするというのがIVM注の考え方であると考えます。
  2. IVM注を筋注投与しますと、より長い効果の持続性が得られると考えます。しかし、この点を強調しますと、筋注での残留データがありませんので、休薬の設定が難しくなります。獣医師・生産者の判断で使ってもらうスタンスで良いと考えます。筋注しても効果の持続性等に悪い影響はありません。

 

生物学的同等性の証明としては、IVM注とIVMTは同等です。しかし、消化管内線虫については、IVM注の方がIVMTよりも、より早い時期に、より高い血中濃度を獲得しますので、より早く、より強く効くと言えるかも知れません。また反対にIVMTの方が、より長い期間、有効量の持続があるため、外部寄生虫についてはIVMTの方が良いと考えられます。

基本的に消化管内線虫対策については、両者とも同じと考えて下さい。外部寄生虫対策についてはIVMTの方がベターだと思います。

Q. いつ頃アイボメックトピカルを投与したら良いのでしょうか?

A. 1年の内いつでもIVMTを投与できます。しかしながら、どんな薬剤であっても、適切な衛生プログラムにそってベストのタイミングで駆虫することが重要です。また、休薬期間の問題もありますので、メリアル・ジャパン、またはゼノアックの営業担当にご相談下さい。
理想的な衛生プログラム;

  1. 頭を叩く。
  2. 成虫寄生数を最小限にする。
  3. 最小投薬回数で最大限の経済効果の実現。

Q. 乳牛にアイボメックトピカルを使用できますか?

A. もちろん乳牛へも投薬をお奨めします。しかし、休薬期間の問題がありますので、乾乳期(時期分娩予定の 1ヶ月前まで)にお使い下さい。注)乳への休薬期間は 28日です。

Q. 種雄牛への投薬も大丈夫ですか?

A. もちろん大丈夫です。種雄牛への安全性試験結果より、全く問題のないことが確認されています。また、十勝管内における種畜場においても積極的に投薬されており、好結果を得ております。

Q. アイボメックトピカル投薬後、何か問題がありませんか?

A. いいえ問題はありません。IVMTは非常に幅広い安全性が確認されている製剤です。また、牛を拘束することが少なく、投薬が非常に簡単にできますので、若い牛への投薬であっても簡単に、ストレスを与えることなくできますので、作業者にとっても安全であると言えます。

Q. 適切な用量でアイボメックトピカルを投薬するにはどうしたらよいのでしょうか?

A. A. 製品説明書にも記載しておりますが、牛の体重 10kg当たり、本剤を 1mL投与します。投与方法は牛の背中に注ぐだけです。250mL、1Lのボトルでは計量カップを用いて簡単に投薬できるようになっております。また、2.5Lのボトルでは、投薬用のガンがありますので、やはり簡単に投薬することができます。

Q. アイボメックトピカルを投与すると、内部寄生虫・外部寄生虫に効果があるわけですが、有効成分がどのようにして対象寄生虫に到達するのでしょうか?

A. 薬剤は皮膚から吸収され、有効成分のイベルメクチンは循環血液中に取り込まれ、身体全体の組織に分配されていきます。そして、内部・外部寄生虫をコントロールすることが出来るわけです。また、アイボメックトピカルは、同時に、皮膚表面にある有効成分によって、直接的に作用することもあります。

Q. アイボメックトピカルはアイボメック注と比べて、牛に対して同様の効果があるのでしょうか?

A. はいその通りです。しかし、アイボメック注よりも優れている点もあります。アイボメックトピカルはシラミについて、すべての種類に対して優れた駆虫効果を持っております(Sucking lice およびBiting lice)。しかし、アイボメック注はBiting liceに対しては、若干効果が弱いことが知られています。また、アイボメックトピカルはある種の内部寄生虫に対して、より長い期間、効果のあることが確認されています。

Q. アイボメックトピカルは長めの体毛がある牛でも問題ないでしょうか?

A. A. この点についても試験しましたが、全く問題ありません。

Q. アイボメックトピカルは太陽光線を浴びても、その効果に変わりはありませんか?

A. いったん牛の背中に投薬された後では、その有効性と安全性は、全く太陽光線に左右されることがありません。しかしながら、アイボメック注と同様に、アイボメックトピカルも、保存方法としては、室温遮光でお願いします。薬効に全く影響はありませんが、直射日光に曝すと、着色した色が退色することがあります。

 

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